ジーズが2週連続、土日に練習試合を行いました。
あえて強い相手にお願いをして、試合を組んでもらいました。
他チームと対戦してみて、課題がたくさん見えてきました。
それに伴って自分はどう指導していけばよいかも、少しづつ見えてきつつあります。
やってみないと分からない事だらけだし、ビビッってトライしないのが一番良くないと思うので。
昨日の練習で子ども達に、試合をしてみて他チームと自分達を比べてみてどう感じたかを聞いてみました。
すると子ども達からはたくさんの意見が出てきました。
特にプレーに関する具体的な発言が多くて、僕が課題であると感じた事の多くを、子ども達自身がすでに「気付いて」いたんです。
正直そこまで考えているとは思っていなかったので、とても驚かされました。
「横にいる9番をマークしろ!」と言ってもなかなかマークにつかずに、結局ゴールをされた子がいました。
その子に話を聞いてみると、敢えてマークしないでボールを出させて取りに行こうと考えていたんだそうです。
結果はゴールされたけど、もし話を聞いてなかったら、自分で考えてそれにトライした事を見過ごし、「何でマークに付かなかったんだ!」と頭ごなしに責めていたかも知れません。
僕はそんなコーチになりたくはないと思っているし、そのトライを発見できるコーチになりたいと思っています。
彼らは指導者や大人が思っている以上に、たくさんの事を考えて何かをやろうとしています。
それを表現する術がまだ足りないだけなんだという事を再確認する事ができました。
もう一つ「気付いた」事がありました。
それは自分の指導のやり方についてです。
僕はどうやら子どもを「叱って伸ばす」というやり方が得意ではないようです。
試合中、自分が出す声ををふと聞いてみた時、ほとんど怒鳴ったり、叱ったりしていない事に気付きました。
指示以外は「いいぞ」「ナイス」がほとんどでした。
「叱れる」という事は一つの才能だと思います。
僕にはその才能があるとは言い難いようです。
ある人が見れば「甘い」と言われるかもしれません。
そのやり方では結果が出ないかもしれません。
でも今ある自分を変えてまで何かを得ようとは思わないし、自分の信念を変えて得たものには、何の価値もないと思っています。
僕はサッカーをしていた時、練習中でも試合中でも笑っていた記憶があります。
それは心から楽しかったので、自然に笑顔になっていたんだと思います。
また笑っている自分を感じて、「俺今調子良いんだな」と実感していました。
なので今の段階では、子ども達にはサッカーを楽しんで、大いに笑ってほしいと思ってます。
サッカーしながら笑うな!という指導者もいると思います。
でも僕にとってサッカーとは「喜び」を感じられるものであって、怒りやストレスを抱えるだけのものではありません。
これから先もそう思える自分でありたいと願っていますし、子ども達には今まで築いてきた自分なりのサッカーというものを伝えていきたいと思っています。
まだ更新できてなくてスミマセン!
ジーズフットボールコミュニティ
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posted by 長谷川太一 at 16:25| 富山 |
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